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光がん免疫療法

がん細胞の光による破壊と、がん細胞に対する免疫強化のダブルの効果が期待できる、最新の治療法です。

光がん免疫療法の特徴

がん組織のごく近くにレーザー光(IR700:波長700nmの近赤外線)をあてて腫瘍を破壊し、その後周囲に散らばったがん細胞を免疫細胞によって駆除させる、2つの作用をもつ治療法です。

MLDS(マルチレーザーデリバリーシステム)という医療レーザー機器を使用します。外部からはもちろん、0.5ミリのファイバーを使って静脈血管内からも照射が可能で、腫瘍周辺に多方向から集中的にレーザー光を当てることができます。

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がんを破壊するだけなく、免疫も高める

光がん免疫治療は、免疫を落とすことなくがん細胞を破壊し、さらに免疫を刺激するように破壊されていくので(免疫原性細胞死)、免疫細胞の働きを高めることが報告されています。

免疫が強化されることにより、レーザー光を当てた位から離れたところにあるがん細胞が縮小する現象(アブスコパル効果)も期待されます。
 また、レーザー光で幹細胞を破壊し、さらなる治療効果の向上を狙います。一度の治療で長期間の効果が期待できるのも特徴です。

他の免疫治療と高い相乗効果が期待できる

光がん免疫治療は、「NKT細胞」や「樹状細胞」など免疫細胞を活用した「がんワクチン療法」や「免疫チェックポイント阻害剤(オプジーボなど)」との相乗効果が期待できます。レーザー光により、がんが破壊されるとがん組織から大量のがん抗原が放出されるので、「NKT細胞」や「樹状細胞」など免疫細胞が自己がん抗原を認識して活用することができるようになります。
これによりがんだけを攻撃する特異的免疫が強化されます。さらに免疫チェックポイント阻害剤で免疫のブレーキを解除することにより、がんだけを攻撃する理想的な併用治療になります。

多くのがんで治療が可能

適応するがんの種類 大腸がん、膵臓がん、食道がん、胃がん、肝がん、腎がん、胆道がん、膀胱がん、前立腺がん、甲状腺がん、メラノーマ、肺がん、乳がん、子宮体がん、子宮頸がん、卵巣がん、口腔がん、咽頭がんなど
※脳腫瘍・骨腫瘍など、レーザー光の届きにくいがんは適応外となります。
 詳しくはお問い合わせください。

こんな方が受けられています

・副作用が少ないがん治療をご希望の患者さま
・末期がんの患者さま、難治性がんの患者さま
・抗がん剤や放射線治療との併用を考えられている患者さま

リスク・副作用

・点滴の際に、まれに皮下血腫・神経損傷などの合併症が起きることがあります。
・治療後、悪寒戦慄(おかんせんりつ)などをおこす可能性があります。
・全てのがんの根治に繋がるものではありません。

治療の流れ(1セット:6回照射)

まずは、当クリニックに電話でお問い合わせをお願いいたします。


STEP-1 カウンセリング
医師が状態を診断し、治療の内容について詳しくご説明いたします。

STEP-2 治療前の検査
治療を受けられるかどうか判断するため、検査採血を行います。

STEP-3 治療前日 光感作物質の投与
リポソーム加工した光感作物質を点滴投与します。

STEP-4 治療当日 レーザー光照射
血管内もしくは腫瘍近傍の体表または皮下からレーザー光を照射します。

STEP-5 治療効果の評価
1セット治療の終了後に、血液検査や免疫機能検査などで治療効果を評価します。


診察時間・ご相談について


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